「働きながら合格できる効率の良い勉強が知りたい」
「宅建の勉強をしたいけど忙しくてなかなか勉強できない」
このような思いを抱えている方は少なくないのではないでしょうか
宅建は合格率15%と決して簡単に合格できる試験ではありませんが、
しっかりと勉強すれば必ず合格できる資格です
今回は効率良く勉強して合格できる勉強法を紹介していきます
勉強時間はどのくらい必要か
初めて宅建を受験する人の勉強時間の平均は300〜400時間ほどと言われています
すでに宅建業法や民法の知識を持っている人でも200〜300時間かかります
ただしこれは個人差がありもっと短い時間で合格する人や逆にもっと多くの時間が
かかってしまう人がいますのでいずれにしても早めに勉強を始めることが大切です
そして働きながらとなると1日に勉強できる時間は限られますので
より効率良く勉強することが必要となります
いつから勉強を始めればよいか
ではいつから勉強を始めればよいでしょうか
仮に総勉強時間を300時間とした場合、ご自身のライフスタイルから1日平均でどれくらい勉強できるか想定し、試験日から勉強開始日を逆算していきましょう
1日の平均勉強時間は、個人差がありますが仕事をしながらとなると1日2〜3時間勉強するのが現実的な数字になってくると思います
仮に1日2時間とした場合150日(5ヶ月)かかる計算になります
試験日は10月第3週目の日曜日ですから最低でも5月中旬頃から勉強を始める必要があるでしょう
いつ勉強すればよいか
仕事がある日に勉強するとなると朝の始業前もしくは終業後のどちらかになってきます
始業前に行う場合は早めに会社に行って勉強するであったり、会社で勉強しづらいといった方は
会社近くのカフェ等で勉強するのがおすすめです
また、会社に出社ではなくリモートワークを行なっている方は
会社に行く場合の時間と同じ時間に起きて始業時間まで勉強するのがおすすめです
朝は大体1時間くらいの勉強時間を確保できると良いでしょう
終業後は近くのカフェや図書館(意外と夜の21時くらいまでやっているところがあります)で勉強をおすすめします。
自宅に帰ってから勉強もいいですが結構自宅に帰ると誘惑が多くて勉強できない方が多くいらっしゃいますので強い意志で勉強ができる方は自宅で勉強しましょう
夜は大体2時間くらいの勉強時間を確保できれば十分です
また、電車通勤の人は行き帰りの電車で勉強するのもおすすめです
電車の中でテキストを開くのは難しい場合もありますが、
携帯にアプリをダウンロードできるテキストも売っていますのでうまく活用していきましょう
効率の良い勉強法は?
ここからは効率の良い勉強法を紹介していきます
1.試験内容を把握する
やみくもに試験勉強をするのは非常に危険です
試験勉強を始める前に試験範囲、試験内容、項目ごとの難易度を把握してから始めましょう
◆試験範囲
問題番号 | 出題数 | 科目 |
第1問〜第14問 | 14問 | 権利関係 |
第15問〜第22問 | 8問 | 法令上の制限 |
第23問〜第25問 | 3問 | 税・その他 |
第26問〜第45問 | 20問 | 宅建業法 |
第46問〜第50問 | 5問 | 税・その他 |
2.優先順位を考える
宅建の問題数は50問ありますが、全問正解する必要はなく7〜8割正解できれば合格できます
そのため点数を獲得しやすい科目から勉強していくことが必要です
オススメの勉強の順番は以下の通りです。
①宅建業法
宅建において一番点数が取りやすい科目と言われており、問題数も一番多い科目となります
宅建業法では最低でも16点〜18点の正解を求められる科目ですので一番早めに取り組み、十分に理解する必要があると言えるでしょう
②権利関係
宅建業法の次に問題数が多く14問出題される科目となり、最低でも10点は正解する必要がある科目となります
権利関係は民法に関する知識が問われる問題ですので法律の勉強を過去にしていない場合は馴染みがなく、理解するのに時間がかかりますのでじっくり勉強するのが必要な科目となります
③法令上の制限
この科目は上記2つと比べて問題数はそれほど多くありませんが6点は最低でも取る必要がある科目となります
また専門用語が特に多い科目ですので馴染むのにかなりの時間がかかりますので計画的に勉強して知識を深めていきましょう
④税・その他
この科目は問題数が少ないので比較的優先度は低いですが、最低でも2点は取っておく必要があります
試験内容は過去問と同じ内容がほぼほぼになってきますのでしっかり過去問を解いて知識を固めておきましょう
⑤税・その他(免除科目)
免除科目は問46〜問50までとなりますが登録講習を終了している方は5点丸々免除される科目となりますので取っておいて損はありません
ただし宅建業に従事している方のみ登録講習の受講が可能となりますので注意が必要です
登録講習の受講ができない方は残念ながら自力で勉強する必要がありますが、問題の難易度は上記の税・その他と同じく過去問と同じ内容がほぼほぼになってきますのでしっかり過去問を解いて最低でも4点は取れるようにしましょう
3.テキストを読むより過去問を解こう
最初のうちはテキストを読むことは重要ですが、一通り目を通したら過去問をとにかく解いていきましょう
試験に合格するためには問題に正解する必要がありますので
早めに問題を解くことに慣れて問題の内容や傾向を把握していきましょう
問題を解いていき分からないことを辞書代わりにテキストを用いて調べると知識が深まりやすくなりますのでおすすめです
まとめ
働きながら試験に合格するのは大変なことですが、上記のやり方で少しでも役立てていただければ嬉しいです。
宅建は勉強すれば誰でも合格できる試験ですので計画的に勉強してぜひ合格を勝ち取ってください
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